乳がん検査・診断:乳がんの基礎知識

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MRI検査による病気の早期発見・診断

乳がんの基礎知識

1.乳がんとは

乳がんは乳房のなかの母乳をつくる小葉組織や母乳を乳首まで運ぶ乳管組織から発生する悪性腫瘍です。

2.日本人の乳がん

乳がんは,日本人女性のがん発生率の第1位です。(※1)
米国では8人に1人が乳がんにかかると考えられています。日本でも生活スタイルの変化に伴い急激に上昇し,約20人に1人が乳がんになると言われています。
(※1)2002年度 国立がんセンターがん対策情報センター
地域がん登録全国推計によるがん罹患データ(1975年-2002年)

3.乳がんの進行度と予後

乳がんの進行具合(進行度)は表1のように分類されます。治療後の生存率は,乳がんの進行度が低いほど高く(図1)、早期発見/早期治療がとても大切です。
表1:乳がんの進行度

病期 説明
病期 0 浸潤していない乳がん
病期Ⅰ 腫瘍の大きさが2cm以下でリンパ節転移はありません。
病期ⅡA 腫瘍の大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節への転移を認める場合。
または、腫瘍の大きさが2~5cmで、わきの下のリンパ節転移が無い場合
病期ⅡB 腫瘍の大きさが2~5cmで、わきの下のリンパ節への転移を認める場合。
病期ⅢA 腫瘍の大きさが2cm以下で、わきの下のリンパ節に転移があり、リンパ節が癒着していたり周辺の組織に固定している場合。
または、わきの下のリンパ節転移がなく胸骨の内側のリンパ節がはれている場合。
あるいは、腫瘍の大きさが5cm以上でわきの下あるいは胸骨の内側のリンパ節への転移がある場合。
病期ⅢB 腫瘍の大きさや、わきの下のリンパ節への転移の有無にかかわらず、しこりが胸壁に固定しているか、皮膚から腫瘍が顔を出したり、皮膚が崩れたり皮膚がむくんでいるような場合。
または炎症性乳がんの場合。
病期ⅢC 腫瘍の大きさにかかわらず、わきの下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方に転移がある場合。
または、鎖骨の上下にあるリンパ節に転移がある場合。
病期Ⅳ 腫瘍の大きさに関わらず遠隔転移がある場合。
図1:乳がんの治療成績
国立がんセンター中央病院 乳がん病期別治療成績

4.乳がんによる死亡者数

(乳がんの死亡者/乳がんの罹患者)
日本の乳がん死亡者数は年々増加傾向にあり、大きな社会問題となっています。
検診が普及している欧米先進国では、この死亡者数は減少傾向にあるのに対して、日本では未だ十分にマンモグラフィによる乳がん検診が普及していないことが原因と考えられています。
40歳以上の女性の方は、是非、乳がん検診を受けて下さい!

≪乳がんによる死亡者数 日本≫


人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)
1.死亡データ

http://ganjoho.jp/professional/statistics/statistics.html#01

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