閉塞性動脈硬化症:症状とFontaine分類

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MRI検査による病気の早期発見・診断

閉塞性動脈硬化症:症状とFontaine分類

初期の症状は、下肢の冷感やしびれ感を感じます。進行すると、ある一定の距離を歩くとふくらはぎや太ももが重く感じたり、痛みを感じたりします。ひと休みすると症状はおさまり、再び歩くことができます。
さらに、安静時にも痛みが現れるようになり、靴ずれなどがきっかけで足に潰瘍ができ、時には壊死(えし)に至ります。
日常診療において、閉塞性動脈硬化症の症状分類である、Fontaine分類(下記)が用いられます。
※閉塞性動脈硬化症の初期症状は、背中にある脊椎や腰にある腰椎などの骨に異常が原因で発症する坐骨神経痛の症状と似ていると言われています。

無症状・冷感・しびれ感(軽度虚血):FontaineⅠ度
しびれと冷感が症状としてあらわれます。
まだ初期段階ですからそれほど血行不全はないため、無症状やすぐに症状が消失したりする場合も多くなります。しびれや冷感は動脈硬化による足の血液の流れ の悪化によるもので、急激な運動や連続歩行後に症状としてあらわれます。また皮膚の皮下脂肪の委縮や脱毛といった皮膚変化もみられます。
間歇的跛行期(中等度虚血):FontaineⅡ度
この段階では歩行時に特定の筋肉が硬直したり痛んだりして、歩きにくくなるという症状があらわれますが、これは血液が十分足へ供給されないことによります。そして若干休憩すると血液が再び保たれ、また歩けるようになります。
安静時疼痛期(高度虚血):FontaineⅢ度
超高磁場3.0テスラMRIを用いた非造影MRI(MRA)検査を実施し、早期発見・早期診断に力をいれています。
潰瘍、壊死期(重度虚血):FontaineⅣ度
具体的な症状として、血行の悪い場所から皮膚の壊死や潰瘍が起こり、治りが遅くどんどん患部が広がっていきます。最悪の場合は足の切断を余儀なくされることもあり、一刻も早く適切な治療を受けなければなりません。