変形性膝関節症の症状について

 | AIC八重洲クリニックは画像診断の品質日本一を目指して画像検査・診断を行っています。
AIC八重洲クリニック > MRI検査による病気の早期発見・診断 > 変形性膝関節症 > 症状について
MRI検査による病気の早期発見・診断

変形性膝関節症の症状について

前期の症状
本来ツルツルだった関節軟骨の表面に傷がついたり劣化し「軟骨変性」が起こります。だんだん関節軟骨の弾力がなくなり衝撃吸収能力が落ちます。
自覚症状はほとんどなく、膝が痛むことがあるが、痛む回数も少なく、すぐに治まることも多いため、放置されることが多いです。
X線レントゲンでは、関節軟骨は写りませんが、内視鏡でみると関節軟骨の毛羽立ちなどが見られます。
初期の症状
階段の上り下りや走ったり、膝への負担が大きい動作をしたときに、必ず膝の痛みが起こるようになりますが、長続きせず、しばらく休むと痛みがなくなる場合が多いです。また、膝に水がたまって腫れる関節水症は前期や初期によく見られます。
進行期の症状
痛みがはっきりと自覚できるようになり、膝が完全に曲がりきらない、伸びきらない状態が進み、正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛になります。
階段の上り下り、特に下りが辛くなり、また、炎症が起きてくるために、膝の周辺が腫れたり、熱感をともなったりむくみます。
さらに、膝に水がたまって膝が張っているような重くだるくなることもあります。

この段階では、膝の変形がひどくなり、膝に力のかかる動きをするとコリコリ、ガリガリといった軋轢(あつれき)音が出るような感じを受けるようになります。
関節軟骨はより進行し、関節裂隙はますます狭くなります。骨棘や骨堤などの骨の変形も進行し、X線レントゲン写真でもわかるようになります。

また、その人の関節の使い方の癖で、偏った荷重が関節にかかり、骨や関節が変形することもあり、関節が変形してしまうと元に戻すことはできません。
その他滑膜炎による滑膜の増殖、関節包などの軟部組織の増殖が加わると、関節の変形はより目立つようになります。
末期の症状
関節軟骨は完全に擦り減ってしまい、軟骨下骨が露出し、日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。軟骨下骨は露出するとさらに硬くなり、表面は摩擦によって磨いたようになります。これを象牙質化と言います。
関節のすき間がまったくなくなり、大腿骨と脛骨がくっついてしまいそうに見えることもあり、 骨同士が直接こすれ合うギリギリ、ゴリゴリといった音が聞こえたりします。O脚などの変形が進み、ひざを完全に曲げたり伸ばしたりすることが出来なくなり ます。