最新の関節リウマチ診療

 | AIC八重洲クリニックは画像診断の品質日本一を目指して画像検査・診断を行っています。
AIC八重洲クリニック > MRI検査による病気の早期発見・診断 > 関節リウマチ 検査・診断 > 最新の関節リウマチ診療
MRI検査による病気の早期発見・診断

最新の関節リウマチ診療

日本リウマチ学会 生物学的製剤使用のガイドライン改訂

2008年日本リウマチ学会「生物学的製剤使用ガイドライン」の改訂で、日本人の関節リウマチ患者で関節破壊の進行を止めることが可能であることが示されました。

これを受けて疾患活動性にかかわらず、1 ヵ所でも進性の”骨びらん*”を認める場合には、生物学的製剤(新薬)の適応となりうることがガイドラインに盛り込まれ、より早期から疾患活動性を厳重にコントロールする重要性が明確に示されています。
個々の患者さんの疾患活動性と進行の程度を早期に見極めて、臨床的寛解を目指し,関節破壊の進行を止めること(構造的”寛解**”)が,現在の関節リウマチ治療のゴールであり,かつそれが実現可能な目標となったと言えます。
具体的には、早い時期から薬物療法を開始し、最高用量を使用しても炎症の制御が不十分であれば生物学的製剤を併用し、速やかに臨床的”寛解”までコントロールする必要があることになります。

* 骨びらん
X線検査によって見られる骨皮質の虫食いのような不連続像のことを言います。
** 寛解
がんなどの治癒の難しい病気の症状が、一時的あるいは永続的に軽減し、ほとんど壊滅状態になった状態です。

現状の問題点

  • 現時点の報告では、臨床的寛解がもたらされた症例は30% にとどまり、70% が臨床的寛解に至っていないことも事実である。
  • 発症早期においては関節破壊が急速に進行する患者さんも多いため、このような症例を見逃すことなく,診断確定をする必要がある。
  • これまでは、新薬を関節破壊が進行した罹病期間の長い症例に多く使用してきた経緯があり、また、十分量の薬が使用されていた訳ではない。