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1990年〜2000年にかけてMRIは黄金期を迎え、TOF-MRA、DWI、MRCP、造影MRAなど、毎年次々に新しい技術が導入されました。このため原理や撮像技術を履修することは、診断学と同じように重要だと考える文化がありました。
研究においても、放射線科医もMR装置を操作し、ファントム撮像、ボランティア撮像などを通して、MRIについて深い理解を得る機会が十分にあったと言えます。しかし2000年以降はこのような文化が急速に失われていきました。
この結果、新しいMRI技術がでても、それに感動したり、深く理解できる人が少なくなり、また新たな研究にもつながりにくくなっているという危惧をもっています。
そこで、MR装置の基本的な操作を学んでいただき、その技能を元に自発的な実験と撮像の喜びを得られる場を提供したいと思い、この企画を考えました。ぜひ積極的にご参加いただければと思います。

発起人 高原 太郎、新津 守、天沼 誠、原田 雅史、高橋 哲


講座の詳細

開催日 2014年 11月 8日(土) 〜 9日(日)
会場 神戸大学医学部附属病院
神戸市中央区楠町7丁目5-2  地図はこちら
装置 施設内 1.5Tesla MRI
会費 放射線科医・・・・・・ 20,000 円
診療放射線技師・・ 10,000 円
定員 8名(1施設2名×4施設)

注1) 参加条件:医師と技師のセットでのお申し込み(原則35歳以下の医師とさせていただきます)。
注2) 交通宿泊費:自己負担

講師

MRクリニカルエバンジェリスト 高原 太郎 (東海大学工学部 医用生体工学科)
MRクリニカルエバンジェリスト 原田 雅史 (徳島大学)
MRクリニカルエバンジェリスト 高橋 哲 (神戸大学)
MRクリニカルエバンジェリスト   天沼 誠 (高瀬クリニック)
MRクリニカルエバンジェリスト   新津 守 (埼玉医科大学)
MRテクニカルエバンジェリスト   田渕 隆 (AIC八重洲クリニック)
MRテクニカルエバンジェリスト 京谷 勉輔 (神戸大学)
   
○・・・今回担当のエバンジェリスト

新津 守 先生からのメッセージ
「MRIは私たちにとって大きな玉手箱です。呪文をうまく唱えれば、夢のようなご褒美(イメージ)が次々に出てきます。 下手な呪文(操作法)では女神は出てきてくれません。でもとてもありがたいことです。
この夢のような玉手箱を決して「ブラックボックス」にしないためにも、ぜひ、ご一緒しませんか!?」

スケジュール

11月8日 (土曜日)
開始 終了 詳細
12:30 13:00 神戸大学医学部附属病院 集合
13:00 14:00 基礎講座A 操作方法
14:30 14:45 休憩(操作復習)
14:45 17:15 基礎講座B 基本的なシークエンスパラメーター
17:15 17:30 休憩
17:30 18:30 実習(1)
18:30 19:30 実習(2)
11月9日(日曜日)
開始 終了 詳細
08:00 08:30 神戸大学医学部附属病院 集合
08:30 09:00 ミニテスト(15分) 解説(15分)
09:00 11:00 (1)講義MRAngiography (2)実習
11:00 13:00 (1)脂肪抑制、拡散強調画像 (2)実習
13:00 13:30 昼食
13:30 14:00 終了式

お申し込み

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