肝細胞癌

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肝細胞癌

MRI・CT検査、画像診断における腹部の症例をご紹介しております。

主訴となる症状

上腹部疼痛、黄疸、体重減少、ALP上昇、γGTP上昇、PIVKA-K上昇、
αフェトプロテイン上昇etc…

画像上の所見

肝S6には,直径5.5cm・3cmの2個のSOLが隣り合って認められます。
直径5.5cmのSOLはT2強調画像で高信号・T1強調画像で低信号ですが,直径3cmのSOLはT2強調画像で低信号・T1強調画像で高信号を示し,出血を伴っているのではないかと思われます。Dynamic 早期では,大きいSOLは明瞭に造影されます。小さいSOLは造影効果が弱いです。また、後期では、周囲正常組織よりも低信号となっています。
他症例CTでは、単純でやや低信号の境界不鮮明なSOLを認めます。Dynamic早期では、強い造影効果を示し、後期では、周囲正常組織よりも低信号となっています。
肝細胞癌は、T2強調画像では高信号となり被膜の形成やモザイク構造が特徴的です。T1強調画像ではさまざまな信号強度を示します。代表的な富血管性腫瘍であり、Dynamic早期では濃染がみられ、後期では周囲正常組織より低信号となります。造影剤のWashoutの早いのも肝細胞癌の特徴です。CT検査(腹部DynamicCTルーチン)でも同様の造影効果を示し、有用です。

撮影シーケンス例

T1WI,T2WI,Dynamic,FSGdT1WI
単純CT,Dynamic早期相,後期相

 

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