02 AI開発の進捗
膵臓がんを予測するAIソフトウェア開発の進捗のご案内です。
2022/05/27
膵臓 画像診断のAI進捗報告について
膵臓がんを予測するAIソフトウェア開発の進捗です。
こちらの動画では、AI開発プロセスを実際の作業の説明と併せてご案内しております。
膵臓がん早期発見の為のAIソフトウェア開発、進捗のご報告 動画の内容
2021/12/31
色塗り作業の状況報告について
本プロジェクト、クラウドファンディングが成立しましたので、膵臓がんを早期で発見するための診断基準に関し、色塗り作業を実施しています。
2021年12月31日までの作業に関し、以下の通りご報告いたします。
現在まで、診断画像を300例取り込み、色塗り作業を滞りなく完了しています。
1.色塗り実施数
以下の項目を設定し、合計794例の色塗りが終了しました。
症例など | 色塗り実施数 | 計 |
---|---|---|
正常膵実質 | 179 | 794 |
正常膵管 | 180 | |
膵管拡張 | 72 | |
膵管途絶 | 3 | |
膵萎縮 | 56 | |
膵管狭窄 | 8 | |
膵嚢胞 | 84 | |
石灰化 | 41 | |
脂肪置換 | 139 | |
結節陰影 | 11 | |
濃染不良域 | 3 | |
遅延濃染域 | 18 |
項目によっては症例数が不足しているものがあり、これらを増やすために東京医科歯科大学病院放射線科にAIソフトウェアを開発するための寄付講座を設定し、協力をお願いしています。
2.今後のスケジュール
上記の症例について各100以上を確保し、AIソフトウェアとのすり合わせに入って行きたいと考えています。
東京医科歯科大学の症例についても入手すべく現状、倫理委員会への審議段階となっています。
3.色塗り作業とはどのようなものか
進捗をまたご報告したいと考えています。よろしくお願い致します。
AIC画像検査センター(AIC八重洲クリニック内、筑波大学附属病院敷地内)