造影剤の使用を当院医師に一任する仕組みについて

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造影剤の使用を当院医師に一任する仕組みについて

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  3. 造影剤の使用を当院医師に一任する仕組みについて
  1. 造影剤を使用する意味は悪性腫瘍の同定であるため、検査依頼時に造影剤の使用の判断をせず、当院の医師に一任する仕組みが存在します。
  2. 造影検査の禁忌事項については下記リンク先をご確認ください。
    造影の禁忌事項・注意事項

    検査の流れ

    1. 単純検査の施行
    2. 検査に際し、造影剤を使用しない単純検査を施行します。
    3. 単純検査画像を放射線科専門医が確認
    4. 単純検査が終了次第、単純検査画像を当院放射線科専門医が確認し、造影剤を使用するか否かを、検査画像を見ながら判断します。
    5. 当院の一任検査施行時の基本方針は、悪性腫瘍を疑う画像が存在しない場合には造影検査を行わないと決められており、造影検査が必ず必要な乳腺MRI検査では、一任検査はお受けしていません。
    6. (注)悪性腫瘍を疑う画像が存在しない場合でも造影剤を使用する検査の施行を希望する場合には、造影一任ではなく、造影剤を使用する検査にてオーダーをお願い致します。
  1. 当院の造影一任の判断基準について

  2. 造影剤を利用することで様々な情報が得られますが、造影剤には副作用が発生する可能性があることから、当院へ造影剤の使用判断を一任された検査につきましては、以下の基準により造影剤使用判断を行っています。
    ご理解の程、宜しくお願い致します。
    1. 単純検査画像確認時に腫瘍性病変が確認されない場合
    2. 原則として単純検査へ移行します。
      ただし、腫瘍性病変の存在確認を目的とした検査であり、造影を行うことで小病変の有無が明瞭となると考えられる場合、肉眼的に血尿が確認できる場合には造影検査を行います。
    3. 単純検査画像確認時に病変が確認された場合
    4. 造影検査により追加情報が得られる可能性が高いと判断される場合に造影検査を行います。
  3. 造影検査により追加情報が得られる可能性が高いと判断される場合の例

    1. 病変が血管豊富な腫瘤あるいは血管性病変と想定される場合
    2. 腫瘤と血管との関係を確認したい場合
    3. 造影されるパターンで腫瘍の鑑別診断が確定されるもの
    4. 腫瘍の深達度診断、術前診断
    5. 血管の走向・正常変異の血管の有無などの確認が必要な場合
  1. AIC八重洲クリニック

    ご不明な点などございましたら、下記までお問い合わせください。
    103-0027 東京都中央区日本橋2-1-18
    医療法人社団豊智会 AIC八重洲クリニック
    医療連携課
    TEL 03-6202-3370