高精細CTの得意な検査について
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当院では、高精細160列マルチスライスCTを1台導入しています。
従来CTが0.5㎜×0.5㎜の解像度で画像を構成していたのに対し、高精細CTでは0.25㎜×0.25㎜の解像度で画像を構成します。
その結果、以下のような微細な画像を求められる局面でうまく活用されています。
目次
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- CTでの腹部領域検査については、高精細CTで検査を行っています。 特に膵臓では、膵臓がん危険因子の探索に高精細CTが活躍しています。
- 心臓ステント挿入後の内腔評価、従来はCTでは見えない領域でした。 高精細CTではこのステントの内腔をかなりの狭いものまで描出することが可能となっています。
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内耳の骨は微細なものが多く、CTでの評価は限界がありました。
高精細CTでは、ツチ骨、キヌタ骨だけではく、アブミ骨の描出まで可能となっています。 - 肺病変は従来型CTでスライス厚を薄くすることで病変の見落としが少なくなっていますが、高精細CTを利用することにより、病変画像がより見やすく、評価しやすくなりました。
活用例1 膵臓精査
活用例2 心臓ステント挿入後の内腔評価
活用例3 内耳の骨の評価
活用例4 肺の評価
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AIC八重洲クリニック
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