関節リウマチ/手の検査(MRI造影/非造影)
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目次
- 2008年日本リウマチ学会「生物学的製剤使用ガイドライン」の改訂で、日本人の関節リウマチ患者で関節破壊の進行を止めることが可能であることが 示されました。個々の患者さんの疾患活動性と進行の程度を早期に見極めて、臨床的寛解を目指し、関節破壊の進行を止めることが、現在の関節リウマチ治療の ゴールであり,かつそれが実現可能な目標となったと言えます。
- 日本では、日本リウマチ学会の早期診断基準(1994年)を用い、関節リウマチの診断をするのが一般的になっていますが、当クリニックでは早期診断基準よりも早期に関節リウマチが診断が可能とされている、 MRI検査を取り入れた関節リウマチ早期診断予測基準(厚労省研究班が提案)による、関節リウマチの早期発見・診断に取り組んでいます。
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関節リウマチの早期発見、十分量の新薬の投与,あるいは投与間隔の短縮などにより多くの患者さんを臨床的寛解に導ける可能性があると言われています。
早期に診断し、早期に治療を開始することは最も効果的であることはあきらかであることから、厚労省研究班(長崎大学の江口班)は、下記の関節リウマチの早 期診断予測基準を提案しています。この診断予測基準には、MRI検査による画像診断が重要なポイントとなっております。 -
・自己抗体陽性:抗CCP抗体あるいはIgM-RF・・2点
・MRI画像所見:対称性手・指滑膜炎・・・・1点
・MRI画像所見:骨変化(骨髄浮腫あるいは骨侵食)・・2点
上記3項目の合計点数が3点以上であれば、早期関節リウマチと診断
参考文献 [ tamai M,et al. Ann Rheum Dis 65 : 134, 2006 ] - 2008年 日本リウマチ学会「生物学的製剤使用ガイドライン」の中で、日本人関節リウマチ患者の関節破壊の進行を止めることが可能であることが示されたことを受け、 当クリニックでも、北海道大学病院 放射線科、関節リウマチの専門画像診断医の神島先生と連携し、積極的にMRI検査を取り入れた、関節リウマチの早期発見・診断に取り組んでいます。
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MRI検査によるリウマチの早期診断
MRIを取り入れたリウマチ早期診断予測基準(厚労省研究班)
関節リウマチ早期診断を目的とした当院の試み
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AIC八重洲クリニック
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